WWWドメイン(非Apexドメイン)でのChinaSPEEDの利用について

WWWドメイン(非Apexドメイン)でのChinaSPEEDの利用について

この記事は5つのセクションで構成されています。

A. 事前準備

B. SSL証明書の事前作成

C. Chinafyoriginレコードの作成

D. ChinaSPEEDエンドポイントの追加

E. ChinaSPEEDまでお知らせください

注:以下の説明では、「www.yoursite.com」を使って公開までのプロセスを説明しています。

wwwサブドメインを使用せず、「help.yoursite.com」のように他のサブドメインを使用する場合は、本記事中の「www」を「help」に置き換えてください。

A. 事前準備

  • DNSマネージャーにログインして、現在のホスト名wwwのTTL値を確認します。
  • TTL値が3600より小さい場合は、そのままにしておきます。
  • TTL値が3600より大きい場合は、3600(またはそれより小さい値)に更新してください。

この準備をすることにより、中国へのChinaSPEEDサイトの提供が早まり、ほとんどのユーザーが公開後3600秒(=1時間)以内にChinaSPEEDの最適化を体験できるようになります。

※以下の作業は変更前のTTL値が経過した後に行ってください。
 例)変更前のTTL値が86,400の場合は、変更から24時間以上経ってから作業を開始してください。

B. SSL証明書の事前生成

  1. TXTレコードを作成しますので、ChinaSPEEDまでご連絡ください。「Alphabet1234NumbersRandom」のようなDNS認証のための乱数を設定するTXTレコードになります。

2. DNSマネージャーにログインします。

以下のDNSプロバイダーを使用していますか?以下にリンクされているお使いのDNSプロバイダーのDNSレコードの検索/編集方法の詳細をご覧ください。

3. 新しいTXTレコードを作成し、HostとVALUEを以下のように指定します。以下のようになるはずです。

Host TypeVALUE(TARGET)TTL
_acme-challenge.www.yourwebsite.comTXTAlphabet1234NumbersRandom600~3600

※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。(この場合は「_acme-challenge.www」)

4. DNSマネージャーで「保存」をクリックします。

5. ChinaSPEEDにご連絡ください。TXTレコードを確認します。

C. Chinafyoriginレコードの作成

  1. DNSマネージャーにログインします。

2. 「www」を下記のどちらかになるように配置してください。

i)下記のようなAレコード

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comA123.456.78.90600~3600

または

ii) 下記のようなCNAMEレコード

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comCNAMEDNS.example.com600~3600

※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。(この場合は「www」)

3. 「chinafyorigin」という名前のホストで新しいレコードを追加します。TypeとVALUEは元のwwwレコードに従ってください。下記のようになるはずです。

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
chinafyorigin.yoursite.comA123.456.78.90600~3600

または

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
chinafyorigin.yoursite.comCNAMEDNS.example.com600~3600

※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。(この場合は、「chinafyorigin」)

4. DNSマネージャーで「保存」をクリックします。

D. ChinaSPEEDエンドポイントの追加

  1. ChinaSPEEDより、下記のような固有のエンドポイントをお伝えします。

wwwyoursitecom.1234.endpoint.chinafy.com

2. DNSマネージャーを開いてください。

!注意!
オリジナルのwwwレコードがAレコードにある場合は、ステップ3に進んでください。

オリジナルのwwwレコードがCNAMEレコードにある場合は、ステップ6に従ってください。

3. ステップCの2で作成したオリジナルのwwwレコード(Aレコード)を削除してください。

ステップ1のエンドポイントで新しいCNAMEレコードを追加します。

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comCNAMEwwwyoursitecom.1234.endpoint.chinafy.com600~3600

※「yoursite.com」の部分がオリジナルのDNSに存在しない場合は※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。

4. ステップ6に進んでください。

5. ステップCの2で作成したwwwレコード(CNAMEレコード内)を、 ステップ1のエンドポイントで更新します。

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comCNAMEwwwyoursitecom.1234.endpoint.chinafy.com600~3600

※「yoursite.co※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。

6. DNSマネージャーで「保存」をクリックします。

7. 更新されたDNSレコードを確認します。以下のようになっているはずです。

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comCNAMEwwwyoursitecom.1234.endpoint.chinafy.com600~3600
chinafyorigin.yoursite.comA123.456.78.90600~3600

または

HostTypeVALUE(TARGET)TTL
www.yoursite.comCNAMEwwwyoursitecom.1234.endpoint.chinafy.com600~3600
chinafyorigin.yoursite.comCNAMEDNS.example.com600~3600

※ DNSの管理画面によっては、「yoursite.com」の部分が表示されていない場合がありますのが、その際は「yoursite.com」以前のホスト名を入力する形式になります。

E. ChinaSPEEDまでお知らせください

  1. お知らせいただいたら、ChinaSPEED側で公開の対応をします。その後は、DNSの浸透まで待ちます。

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